『親子散歩』のススメの第2弾記事になります。(第1弾はこちら https://marunekoblog.com/recommendation-of-parentwalk/)

 さて、私が4歳の娘と早朝の『親子散歩』を始めて、約一か月が経ちました。現在でも毎日なんとか継続できています。この一か月間で、様々な学びや発見がありましたので、ここに経過報告をしたいと思います。
 もちろん、何事もなく最初の頃のようにできた訳ではありません。ゴネたこともありましたし、今日は行きたくないと言ったこともありましたし、パパ嫌いって言われたこともありました(笑)。

『親子散歩』をして学んだこと

 最初のうち、私は、子どもに多くの期待や希望をもっていました。自分で布団から起き上がってほしい、自分で着替えもさせたい、散歩を楽しみにしてほしい、必ず毎日行かせたいなどがそれです。しかし、当然そんなに上手くいくはずがありません。まずは、その上手くいかなかったことから学んだことをまとめます。

➀『させたいことの優先順位をつける』・・・
 最優先事項は“子どもに散歩が楽しいと思ってもらうこと”としました。その他は、妥協することにしました。例えば、自分で起きられないときは、まだ寝ていても私が抱っこをしてリビングに連れていきました。また、着替えも私がほとんどサポートしました。気持ちが乗らない時は、外に出て終わりにすることもありました。それで良しとしたのです。

②『家族の協力を得る』・・・
 私が相手でゴネるときは、奥さんにバトンタッチしてやってもらいました。「さあ、今日も元気にお散歩行くよー!」と引っ張る役目と、「大丈夫?行ける?今日もきっと楽しいよ。」と支える役目の、明確な役割分担が効果的でした。

③『ちょっとした目的意識をもたせる』・・・
 子どもの気持ちが乗らない時、奥さんがちょっとした“おやつ”を持たせたことがありました。それで気持ちが一気に高まったということがありました。また、散歩途中の犬に会うのを楽しみにしたり、川の水鳥を見るのを楽しみにしたり、草花を摘むのを楽しみにしたりして、「今日はどうかな?いるかな?」などと声を掛けるだけで気持ちが乗ることがありました。

朝顔の髪飾り(一時彼女の中で流行っていました)

改めて実感した『親子散歩』の効果

 そして、ここまで継続してみて改めて親子散歩の効果を実感しました。今度はそれら効果をまとめます。

➀『自分から人にあいさつ出来るようになる』・・・
 早朝は、他にも散歩している人がいたり、登校している中高生がいたりします。はじめは、私があいさつをして、相手もあいさつしてくれて、その後に子どもに「〇〇ちゃんも、おはようございますって言えるといいね。」と言っていました。
 しかし、三週間目くらいから、自分から「おはようございます。」と言えるようになったのです。すると、散歩している方や近所のおじいさん、おばあさんから、とても喜んでもらえます。「お姉ちゃん、いつもえらいねー!」と評価してもらえるのです。これが嬉しくなって、また自分からあいさつするという正のスパイラルになっていきました。

②『ご近所さんと顔見知りになれる』・・・
 大体そうですが、いつもの人が、いつもの時間に、いつものところにいるものです。先程の“あいさつ”でも言いましたが、一か月もすればすっかり覚えてもらって、あいさつもするし、簡単な会話もするようになります。普段、他人と関わることなんてほとんどありません。ですから、ご近所の方々に声を掛けていただけることが、子どもにとって良いコミュニケーションの経験となっていると思います。

③『季節の変化に気付ける』・・・
 私たちは秋から早朝の散歩を始めました。現在はすっかり冬です。そうすると、まず服装が変わりますし、植物は色が変わったり落ち葉が増えたりします。虫もいたのが急に見えなくなります。とても寒い朝は霜が降りています。こういった季節の変化を実感することができます。

霜の付いた落ち葉

④『毎日たくさんの発見がある』・・・
 子どもの視点は実に細部にまでわたり、またその感性は時に驚かされることがあります。「テントウムシがいなくなったよ。」「朝顔がさいてるよ。紫とピンクがあったよ。」「お日様はね、まぶしくて、あったかいよ。」「氷があるから、滑るとあぶないよ。」「川がキラキラ光ってかわいいよ。」「昨日は半分の月で、今日はもっと半分の月だよ。」「鳥さんが、顔を水の中に入れてるよ。お魚をさがしてるんだよ。」「霜を持って帰って、ママに見せよう。」
 これらは全て子どもの呟きです。これらにしっかり耳を傾けるようにしています。そして、家に帰ってきたら必ず「今日の発見は?」と尋ねるようにしています。すると、子どもなりにその日の発見を話してくれます。

お日様とキラキラ光る川

⑤『よく食べ、一日元気に過ごせる』・・・
 やはりよく朝ごはんを食べています。また、幼稚園の先生に「最近〇〇ちゃん、すごく頑張っていますよ。」などと言われたそうです。どうやら一日の過ごし方も変わってきたようです。より健康的になってきたと実感しています。

継続は力なり!を信じて

 まだ一か月ですので、『親子散歩』の苦難も成果もこれからだと思っています。とにかく今は、子どもが楽しく散歩を続けられていることを前向きに捉えたいと思っています。親である私たちも根負けしないように、気持ちを強く持ち続けていこうと決意しています。
 何年かしてから表れてくる効果もきっとあることでしょう。ゆくゆくは、今1歳の次女も一緒に散歩できたらいいなと、そして、もし私が行けなくなっても、自分たちで散歩を続けてくれるようになるといいなと思っています。
 次回の経過報告をお楽しみに!

私と娘の影のように長く続けていきたい

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